体質、体調でチェック!タイプ別・目の養生法

同じ目の症状でも、体質や体調によってその原因はそれぞれ異なります。目の疲れや痛み、乾きといった不快感を感じたら、自分の体質やその時の体調などを考えた対応を。ここでは、主に3つのタイプに分けて、その症状と養生法をご紹介します。

肝腎陰虚タイプ

中高年に多い症状。慢性病や老化で腎が弱い

慢性病や老化、長引く肝血虚の症状などが原因で、
肝と腎陰液(体液)が消耗しているタイプ。
白内障など目の病気にかかりやすくなり、症状が長期化することもあります。
目の疲労感やかすみ、視力の低下など、
眼精疲労の症状がはっきりと現れるのも特徴。
それに伴って、腰痛や耳鳴り、難聴、物忘れ、
手足のほてり、口の渇きといった症状が現れます。
肝と腎は「肝腎同源」といわれるほど密接な関係にあります。
肝は腎に養われていて、肝の機能を回復するためには、
腎も強くしなければなりません。
そのため、肝腎陰虚タイプの養生では、肝と腎、
両方の陰液をおぎないながら、機能を高めます。
このタイプは、特に閉経後や50歳以上の中高年に多く見られます。
思い当たる症状がある人は、日頃の生活の中で肝腎を整えるよう心がけ、
目の働きを高めましょう。

主な目の症状

目の疲労感・飛蚊症・視力低下・目のかすみ・目の症状が長期化する

肝鬱タイプ

ストレスやイライラが肝の機能低下に

ストレスが溜まったり、イライラや鬱気分が続いたり。
そんな精神トラブルを抱えていると、全身に栄養を運び、
老廃物を回収する肝の機能が低下し、気のめぐりが滞ってしまいます。
その結果、目に精気が送られなくなり、目の痛みや疲れやすさ、
視力の低下といった症状が現れます。
精神的なストレスが強くなるほど、目の症状も強くなるのが特徴で、目の症状のほか、頭痛や肩こり、イライラしやすい、不眠、不安感、月経痛、
月経不順といった症状を伴います。
肝鬱タイプの養生は、肝を養い、
ストレスを発散することで肝の機能を回復することが基本。
ストレスやイライラを感じやすい人は、
うまく発散して溜め込まないように心がけましょう。

主な目の症状

目の痛み・目が疲れやすい

肝血虚タイプ

血の不足が目の疲れの原因に。女性は要注意

目の使い過ぎで血を消耗したり、月経や出産、病気などで血が必要以上に失われたりすると、肝に蓄えられる血の量が不足する「肝血虚」の状態に。
また、先天的な虚弱体質、ストレスや心身の疲労、
胃腸障害、過度なダイエットなども血の不足につながります。
血が不足すると目に十分な栄養が行き届かず、
視力の低下、目の疲労、乾燥といった症状が現れます。
肝血虚の状態になると、目の症状のほか、めまい、手足のしびれや冷え、不眠、顔色につやがない、月経の量が少なく、髪が乾燥してパサつく、髪が薄くなる、
といった症状が見られるので、気になる症状がある人は要注意。
また、女性に多く見られる症状で、
特に生理時には強く症状を感じることもあります。
このタイプの養生は、まず肝を補って機能を高めることが大切です。
血を増やして流れをなめらかにし、目に充分な栄養を与えるようにしましょう。

主な目の症状

視力の低下・目の疲労・目の乾燥

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